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『キャットウーマン』

『キャットウーマン』ピトフ監督

映画『キャットウーマン(原題:Catwoman)』ピトフ監督(2004)について。

ストーリー》大手化粧品会社で商業デザイナーとして勤務するドジで内気な女性ペイシェンス・フィリップスハル・ベリー)が主人公。彼女が勤める「ヘデア」社の新製品は女性の肌をいつまでも美しく保つという触れ込みで売り出されようとしていたが、じつは重い副作用を生じさせる危険な化粧品だった。ペイシェンスは偶然その秘密を知ったため、殺されてしまう。しかし、不思議な力をもった猫ミッドナイトにより、ペイシェンスは蘇る。人間を遥かに超えた敏捷性とパワーを兼ね備え、何ものにも束縛されない自由を愛する「キャットウーマン」として。

自らが殺害された夜の記憶を失ったペイシェンス=キャットウーマンは、犯人の捜索に乗り出す。その過程で新発売予定製品の危険性を知った彼女は、多くの女性が甚大な被害を受ける前に販売を阻止しようと挑むことになる・・・。

感想》あまりに美人過ぎて逆に地味に見える女優ハル・ベリーが、アメリカンコミックのダーク・ヒロイン「キャットウーマン」を演じた怪作。ゴールデンラズベリー賞(最低主演女優賞)受賞ということですが、それほど酷い映画だとは思いませんでした。というより、個人的には「かなり面白い」作品です。

この作品『キャットウーマン』の悪評が高いのは、もともとの漫画ファンからの反発を買ったためではないでしょうか。漫画版バットマンから生まれたキャット・ウーマンには「セリーナ・カイル」という名がありますが、ハル・ベリー=キャット・ウーマンの名前は「ペイシェンス・フィリップス」。コアなファンに気をつかったためと思われます。

ハル・ベリー・キャットの衣装は、歴代キャットの中でも露出度が高いようです。ハル・ベリーという人は日常よほどの鍛錬を重ねていると見えて、まるでアスリートのような身体を保持しています。30代半ばを過ぎた米国人女性としては例外的な体型と言ってよいでしょう。特に背中の筋肉が薄い脂肪の下で躍動するのは「見もの」です。監督もそれを意識したと見えて、背中側からのカットが何度もあります。

(本物の)猫が何匹も登場するのが、猫好きの私(喜八)には堪えられません。ペイシェンスを蘇生させる神秘の猫「ミッドナイト」は「エジプシャン・マウ(Egyptian Mau)」という猫種です。古代エジプトの猫がルーツと言われ、「マウ」はエジプト語で「猫」の意味です。ちなみに映画撮影後、ハル・ベリーは出演した猫の1匹を家族に迎え入れたそうです。

敵役ローレル・ヘデア役のシャロン・ストーンも、好きな女優さんのひとりです。でも、シャロン・ストーンのことを「セクシーだ」とか「色気がある」と感じたことは一度もなくて、存在感があって演技力を備えた女優さんだと思っています。私の中ではハル・ベリーも同じ系統に属するかもしれません。


(『キャットウーマン』ピトフ監督、2004)

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